芽接ぎ苗でも切接ぎ苗でも新苗で最も気をつけなければいけないこと、それは、
根を乾かさないこと、そして、接ぎ芽部分が外れないようにすること。
台風など強風で新苗が折れないように支柱は必ず立ててください。
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一季咲きのつる性のバラをサンプルとします。
左の写真は樹高80cmほどに伸びたつる性の新苗。
※植替え前の写真ですが、必ず地植えか大きい鉢に植替えをしてください。
このように1本だけすくすくと伸びていると、このままでいいのかと初心者の方は心配になるかもしれません。品種によりシュートが出やすいものと出づらいものがあります。しかしながら、このままずっと1本だけが延々と延びるということはありませんので、自然の樹形を楽しみたい方は、このままでも構いません。通常、成長期である5〜8月の間に、次の展開が始まります。
新しいシュートを出させるためには、株元への日照も必要です。
株の上部のみ日当たりが良い場合、株元は1本だけで逆ホウキ状の樹形になる場合もあります。かえって場所を取らなくて良かった・・・という方もいらっしゃいますし、お好みでどうぞ。
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場所に限りがあったり鉢栽培などでコンパクトに育てたい方は、長い枝だけではなく、平均的に枝を伸ばし、下部にもボリュームが欲しいもの。
その場合、伸びている先を摘芯することにより、枝分かれし、株元からシュートも出やすくなります。
左の写真は地上60cmほどで切り落としました。次の芽が伸びてきたら、摘芯を繰り返します。例えば胸の位置に伸びてきた芽は7月まで摘芯すると決めておくと楽です。
こうすることにより、来春には目の高さで全ての花が咲くというように調整ができます。 |
実は今回の摘芯は少し遅いです。
切り取った上部20cmがもったいないので、ピンチをするならば、もう少し早めに摘芯する方が無駄がないです。
←左ピンク線のところあたり。 |
支柱を立てましょう。
支柱の長さは、後々フェンス等があるのであれば、接ぎ目の部分の固定だけ考えればよいので短くても構いません。木立バラも短くて構いません。
今回の支柱に今後伸びてきた枝を留めていくのであれば、つる性のバラであれば120cmは欲しい所です。
支柱をしっかりと土中に挿し込み、株元と上部の2箇所、ビニタイで留めました。
60cmほどの苗なので、2箇所でOKです。(赤い矢印のところ)
今後、伸びてきた枝は適宜支柱に留めていってください。本数が多くなってくると、ゆるく全体を紐で結んでも構いません。
いくら支柱をしていても、支柱さえもなぎ倒す強風もあります。
ある程度予想がつくと思いますので、前もって、大木に紐で縛り付けるとか、鉢植えだったら、風下に向けて、鉢を倒しておくとか枝折れ防止の対策をしましょう。
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上の写真の、株元近くの固定部分。写真の下が台木部分です。
そして、固定した事を忘れないで・・・。
株の成長がよくて、ビニタイが食い込むことがありますから、少し緩めても良いでしょう。
食い込むほどでしたら、十分に育っている証拠です。
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【つる性のバラの1年目の枝の取扱いのポイント】

今年伸びた枝に対し、来春花が咲きます。来春、充実した花を数多く見るためには、できる限り伸びた枝をまっすぐに伸ばしておき、冬の誘引時に初めて横に倒します。伸びた枝をすぐに横に倒してフェンスなどに留めてしまう方がいらっしゃいますが、出来ればやめたほうがいいです。
なぜならば、休眠期以外に横に倒すと、倒した部分から新しい芽が上に向いて伸びてしまいます。中途半端に芽を伸ばす(「芽を動かす」と私たちは表現しています。)と、無駄に栄養を使ってしまい、来春の花にとってもったいないことになってしまいます。
伸びすぎて行き場がなく仕方がない場合もあるでしょうが、可能な限り、冬までまっすぐにしておきましょう。芽の充実度が全然違います。
「冬まで芽を動かさない」と考えて、取り扱ってください。
→右の写真のように、休眠期以外は出来るだけまっすぐに伸ばしておきましょう。(新苗を摘芯を何度か続け、高さを出さないように育てていると、9月にはこんな感じにふさふさになります。)
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